アールワンをやってみます
次作はフルチューンのZ1-Rと思っていましたが、YAMAHAのYZF-R1を作ってみます。
どのくらいまでディティールアップがやれるのか、最後まで飽きずにやれるのか、自分自身に挑戦です。
仮組みから始めよう
さっそく始めたYZF-R1。パーツの合いや、塗装の仕方などを考えるために、一度仮組みをし、穴開けや合わせ目消しが必要な所を進めます。
説明書内の塗装色コードは、照らし合わせるのに手間が掛かるので、全部色名を書き込んでおきました。
このYZF-R1を製作するにあたって、雑誌などの資料を集めています。キットのクセなどが載ってないか、Webでも調べているのですが、ほとんど見つかりません。
パーツが細かくて作りこむには良いのだろうけど、かなり難しいな。
エンジン、フレーム完成
エンジン完成。写真では一見単純なシルバーに見えるけど、部分部分色合いが違います。タミヤの指定通りプラス、実車の資料を確認しながら調合しました。
フレームとリアフェンダーもOK。キット標準のシルバーは一端剥がし、こちらも実車の資料を確認しながら、再塗装してあります。
リア回りオッケー
サスのバネについて、キットに黒いバネが付属していて、黄色の塗装指示があります。ですが、黄色は透けてしまって、暗くなってしまう恐れがあったので、エッグワイヤーを使用しました。
赤いリアフェンダーみたいな物の塗装は、ヤスリ掛けなどの下地処理→Gグレーサフ→Gホワイトサフ→Fファンデーションホワイト→Gイエロー→Gスーパーイタリアンレッド、という感じで、真っ白にしてから赤の発色を助けるために黄色を一端吹き、その上に赤を乗せています。
ファンデーションホワイトは、粉煙っていうんですかね、モワモワと部屋中真っ白になってしまいそうな勢いです。
外装の赤い部分も上記のように赤を作ります。フロントカウルも、デカールの指示が出されていますが、全体的な色ムラを避けるために、塗装します。今、マスキングが終わったところですが、アールがきつくてマスキングゾル改を少し使いました。
マフラー完成!ちょい焼き入れときました
マフラー完成。バンドは穴開け、エキパイはちょっと焼きを入れておき、サイレンサーはカーボンデカール貼らないようにしました。
サイレンサーのボルト部分はインセクトピンを使用してます。立体感が出て、これまたイイ感じです。
フロント周りOK!!ブレーキマスターのパイプ追加
フォークの塗り分けが難しかったけど、おかげで精密感がすごいですね。
ちょっとだけディティールアップです。ブレーキマスターのパイプを追加しました。
98年 4XV ブルーイッシュホワイトカクテル完成
スクリーンを留めてる黒いボルトは、シルクピンをクリヤーブラックで塗装し、黒光りするようにしました。クリヤーブラックは、クリヤーイエロー、クリヤーレッド、クリヤーブルーを同じ量で調合すれば出来ます。
シルバーのボルト部分は全てクローバーのシルクピンに置き換え、スクリーンとヘッドライトは少しスモーク掛けてます。
フロントフェンダーのボルト部もシルクピンにし、ディスクは穴あけ。
キットの出来が良く、ゴマカシが効かないためいつも以上に神経を使い難しかったです。これ、最初にやってたら止めてたんじゃないかな。
僕みたいに、アオシマのキットばかり作ってる人は、一度こういうタミヤのレプリカをやってみると良いと思います。塗装や組み上げなど、すごくイイ勉強になります。
主に参考にした実車資料は、バイカーズステーションの1998年4月号No.127と、スタジオタックのYZF-R1ファイルです。
この記事は、2008年6月16日に書かれたものです。FC2の旧ブログからの引っ越しに伴い、加筆、修正しました。