作り方に関する一流の本、第二弾は「NOMOKEN野本憲一モデリング研究所」です。
この本も購入したきっかけは、アマゾンで評価が5つ星だったためです。初心者の方なら必ず迷う、モデリングの全てについて詳細に書かれています。もちろん写真ビッシリ説明ビッシリ、162ページフルカラーです。
以下がアマゾンのレビューです。
私は模型初心者でこの本とNOMOKEN2を購入して本当に助かりました。この本と2をまとめて評価します。NOMOKEN1はプラモの組み立て、改造、塗装までの基本的な道具と作業方法を紹介、NOMOKEN2は「自動車」「飛行機」「戦車」という3つの代表的な模型についての作例です。
以下、(お勧めポイント)(私の場合のこの本の使用方法)(不満点)の順でレヴューさせていただきたいと思います。
(お勧めポイント)
・模型作りの基本から応用に至る入口まで広く網羅している
・失敗した時の対処方法と失敗しやすい作業のポイントが沢山のっている
・道具、工程別など分類が非常によく整理されていて使いやすい
・作業のフローについて多く語られており合理的(この本の使い方※私の場合)
私は未だ2個しか作っていませんが現在の所、この本の内容で自分がやりたいと思う工作の80%はカバー出来ると思います。
各工程の前にこの本の該当箇所を読み作業に臨みました。
しかし作っていると衝動的に「こんな工作がしたい」と暴走し、そういうものに限って失敗して時間がかかったりしました。
後でこの本を読み返すと自分が失敗した内容は各ページに書かれている「CheckPoint」などに書かれている内容でした。
それ以降は「こういう風に加工したい」と思った時には先にこの2冊を読んで進めるようにしています。あと、模型の全くの初心者の場合は1の内容と2の〜P21まで一度目を通す事をお勧めします。
2の始めの部分は1の内容の重要な補填の内容が含まれています。またこの本を読むとネットなどにあるベテランモデラー方々の作例なども何と無く理解できるようになり非常に楽しくなります。
(この本の不満)
・2でAFVモデルを取り上げているが兵士などフィギュアの塗装や組み立てについて言及していないフィギュアについてはネットで情報を得るか、改造などに進みたい方はフィギュア作成の本やジオラマ作成の本を読んでみた方が良いと思います。
最後に
私は絵を描いたり小物を作ったりするのは好きでしたが手先が器用では無く模型は敬遠していましたが始めてみて本当に良かったです。
完成した作品への愛着は出来はともかく格別のものです。
自分の想像や思いを立体物に反映させる行為は他では得られない楽しさを与えてくれます。
私は初めて間もないので上手くなったという実感はありませんが、それでも少しずつ要領良く作業できる実感を得られ、そういう楽しさもあります。少しでも模型に興味をもたれた方はこの本を読んで、是非チャレンジしてみては如何でしょうか?
「プラモデル」、昔は子供だった今のオヤジはプラモデルには郷愁を禁じえません。30円で駄菓子屋で買ったゼロ戦(年が分る?)は懐かしい思い出です。大人になって無趣味な私は休みは家でダラダラ、妻や子供の目線が気になる日々でした。
(前置き長い!)そんな時、同窓会で学生時代の友人が休日はプラモ作りで「気力充電」して、お店巡りが散歩になっ、て家族も喜ぶの一石三鳥でいい趣味だよと乗せられて、昔懐かしタミヤのミリタリーを購入しました。
その時に一緒に購入したのがこの本です。プラモ作りに必要なツールや塗料、作り方などが詳しく楽しく書かれており、私には模型作りの教科書です!
(1)模型工具、(2)模型材料、(3)組立テクニック、(4)改造、(5)塗装用具、(6)塗装テクニック、(7)型取・複製といった、模型作成の基本について、ガンプラからスケールまで幅広いパーツの事例もあげて説明されている。
☆★の塗装ブースを「優れた吸引性能」と間違った説明をしている所等、メーカーに気を使っている部分もあるが、商品は溶剤等まで各商品毎の違いを説明してあったり、購入前に読んで参考にしたい内容がいっぱいある。
お勧めの一冊!
プラモデル製作基本の基本も知らなかった私でも、わかりやすく説明してあった。特に、技術面よりも道具のカタログが参考になった。はじめに何をそろえればいいか、ここに書いてあるし、これに掲載されている道具はまず間違いなく外れないだろう。
しかしながら、初心者には分かりにくい点もあった。それは製作の工程順序や、気をつけるポイントがいまいち不親切だった。ある程度プラモデルにたしなんでいる人ならカットしてもいいい作業が私には必要な情報だったりするので、そこはネットなどで補足するしかなかった。
その他のアマゾンレビューはこちらです。
ノモ研 1 増補改訂版 (ホビージャパンMOOK 227)
工具や材料のカタログ、また使い方についても詳細に書かれているので、初心者の方から上級モデラーまで、全てのモデラーにとって手放せない一品ではないかと思います。
それでは簡単ではありますが、本の中身を紹介していきます。
目次です。 写真では判りづらいので、写真の下に全て書き出します。
1.模型工具カタログ
カッター
Pカッター
コンパスカッター
ナイフ
ホットナイフ
ノコギリ
プラ用ニッパー
その他のニッパー&ペンチ
ハサミ
ピンバイス、ドリル刃
ポンチ
金ヤスリ
サンドペーパー
ニードル
ピンセット
モーターツール
彫刻刀
定規、ガイド
2.模型材料カタログ
プラセメント
その他の接着剤
瞬間接着剤
プラ素材
その他の樹脂素材
金属素材
ラッカーパテ
エポキシパテ
ポリパテ
サーフェイサー
3.工作テクニック/組み立て編
部品の切り出し
パーティングラインの処理
組み立て
接着
継ぎ目消し
表面処理
4.工作テクニック/改造編
部品の切断
プラ素材を使った形状変更
エポキシパテを使った形状変更
ポリパテを使った形状変更
スジ彫り
モールド付け
プラ素材の熱加工とヒートプレス
バキュームフォーム
ディテールアップパーツの使いこなし
ポリキャップによる可動
応用編 ストライクガンダム改造
5.塗装用具カタログ
塗料
缶スプレー
筆
マーカー
エアブラシ
コンプレッサー他
マスキング材
周辺用具
研磨材
デカール関連
6.塗装テクニック
塗料を使う前に
エアブラシの扱い方
エアブラシテクニック
マスキング
缶スプレー
筆塗り
ウェザリング
研ぎ出し
デカールの扱い方
デカールの自作
7.型取り・複製
複製用マテリアル・カタログ
型取りの基本
両面型での型取り
その他の複製テクニック
77ページ。初心者の方にはちょっと高度ですね。オリジナルの部品の作り方です。
以上で紹介を終わります。 立ち読みしてる感じで、雰囲気をつかめて頂ければ幸いです。
アマゾンのレビューは良くも悪くも参考になります。買おうか迷っていたら、一度目を通しておくべきです。
ノモ研 1 増補改訂版 (ホビージャパンMOOK 227)
この記事は、2007年10月3日に書かれたものです。FC2の旧ブログからの引っ越しに伴い、加筆、修正しました。